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保育士に聞いた!慣らし保育で泣くこどもに親がすべき3つのこと

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こんにちは、よっぴ(mamalaugh4)です。

いよいよ今週から保育園・幼稚園に入園というご家庭も多いのではないでしょうか。

わが家は昨年の4月から、1歳10ヶ月で保育園デビューしました!

そのときは入園できた喜び半面、慣らし保育で泣き叫ぶ息子を見て「本当にこれで良かったのかな」「ここまでして働く必要あるのかな」と心苦しくなった時もありました。

よっぴ

親にとっても慣らし保育は試練の連続ですよね。泣

今ではたくさんお友達もできて「せんせーいこー!」と毎日ご機嫌に保育園へ行ってくれているので、やっぱりこの選択をしてよかったなと思っているのですが、初めての入園となると親は心配でたまりませんよね。

ということで、先日保育士をしている教え子に会う機会があったので「現役保育士からお願いしたい!慣らし保育で親に気をつけてほしいこと」を聞いてきました!

今更ながら、はっと気付かされることもたくさんあったので、ぜひ今年度保育園・幼稚園に入園されるお子さんを持つパパママは意識してみてください!

こどもが泣いても親はさっと離れて帰る

きっと慣らし保育の間は泣く子がほとんどだと思います。まあそのための「慣らし」なのでね。

泣いて当然といえば当然なのですが、親としてはやっぱり1番罪悪感を感じてしまう場面なのではないでしょうか。

「泣きやむまで、ぎゅっとしといてあげたい」

「おもちゃもたくさんあるし、お友達もいるから大丈夫よ」と声かけしてあげたい。

でもこれ、保育士さん的にはNG行動なんだとか。わたしめっちゃしてたわ。笑

こどもはママがいる限り離れないし、泣き止みません。

でもいなくなると意外とけろっとしていて、柔軟にその時間を楽しんでいるものですよ★

もちろん慣れるまでに時間のかかる子もいますが、できるだけ早く保育園での楽しさを見つけられるように私たちもフォローしています!

保育士

な・なるほどー!

つい「わたしがなんとかしなきゃ」みたいな母親の正義感が前のめりになっちゃうけど、通わせると決めたなら親は潔くバイバイする方がいいみたいですね。

できるだけ早くこどもに保育園の楽しさを見つけてもらうためにも、あえて親は身を引くっていうのが大事なところなのかもしれません。

あとたまに教室から出ても隠れてこどもの様子を見ているママがいらっしゃるのですが、あれも同じ理由でご遠慮してもらいたいです。

心配な気持ちはよくわかるのですが、やっと慣れてきた頃に、ちらっとでもママの顔が見えるとまた逆戻りなので。

保育士

そうですよね。ダメですよね。

さすがに木陰に隠れてコソッとまではしなかったけど、一回帰ったふりしてまたチラ見しに行ったことあったな(ダメ行動コンプリートしとるw)

そして息子とバッチリ目が合って、号泣再発という(ほんと先生すんません)

この行動が先生にもこどもにも負担をかけてしまうことになるので、ママたちは心苦しい気持ちをグッとこらえて、笑顔で「また来るからね!」と言って離れるようにしましょう。

お帳面には知っておいてほしいことを具体的に書く

わたしは先生との情報交換が好きで、1年経った今でも毎日びっしりお帳面にはコメントを書いているのですが(くだらない世間話も多数ありw)

どうやら何も書かない親御さんもいらっしゃるようで、2〜3行でいいからできるだけ毎日書いてほしいとのことでした。

理由は2歳くらいまでは、まだまだ自分の言葉で十分に説明ができず、親からの情報共有が必要だからとのこと。

たしかに忙しい中で書くのは大変だし、毎日変化なんてないよー!と思われる方もいるかと思います。

なので、どんなことを書けばいいのかを聞いてみました!

  1. 体調等の変化
  2. 最近できるようになったこと
  3. 家での過ごし方

①は必ず記載してほしいとのこと。

たとえば3日もうんちが出てない、食欲がない、風邪気味で鼻水が出ている、夜泣きを5回もしたなど。

もし保育園でいつもと違う、と感じたときに、こういったお母さんの小さなヒントから、先生たちは原因を探ることも多いんだそうです。

よっぴ

ママにとっては小さなことでも、先生にとっては助かる手がかりになることもあるんですね★

とはいえ、こういう目立った変化がないときは②③がおすすめ!

たとえば、わたしはよくこんなことを書いています。

  • 今日は大きな声でカエルの合唱を歌っていました!
  • あれだけ嫌がっていたトイレなのに、昨日は自分から向かいました!
  • 〇〇先生のお名前よく出てきますよー!

などなど。すると先生からも

  • 習ったお歌をさっそく家でも歌ってくれてるなんて嬉しいです!
  • 園ではスムーズに行ってくれています◎毎日時間を決めると習慣づきやすいですよー!
  • 最近覚えてくれたようで、園でも事あるごとに呼んでくれます(笑)

といったお返事がきて、とっても楽しいです♡

お帳面ってもちろんこどもの情報共有が第一の目的なのですが、親と先生のコミュニケーションツールでもあるんですよね。

それによっていつもより細かく気にかけてくれたり、悩んでいることを共有できたりするので、ぜひフルに活用した方がいいですよ!

特に慣らし保育の間は、先生もまだまだこどものことを理解できていないと思うので、お気に入りの歌やおもちゃの情報や定番で笑うこと、なんかもお伝えしておくとスムーズかもしれません^^

夜寝る前にポジティブな会話をする

これは親子のコミュニケーションの話ですが、朝行く前よりも夜寝る前にこどもとポジティブな会話をするといいんだとか。

朝はやっぱり親もバタバタしていて気持ちに余裕がないし、こどももその雰囲気を察してイヤイヤになっちゃうことが多いそうです。

ちなみにおすすめだと教えてもらった声かけはこちら。

  • 今日は先生とどんな楽しいことしたの?
  • 明日またお友達に会えるね!楽しみだね!
  • 明日はどんなおもちゃで遊べるかな?

などなど。たしかにこどもがわくわくしそうな言葉ばっかり!

逆に「がんばろうね」「ガマンして」「あと1日行ったらお休みだから」などというワードは、保育園・幼稚園に対してマイナスな感情がわきやすいので、あまり使わない方がいいとのこと。

親が保育園へ通わせていることに対して罪悪感を持っていたら、こういう言葉が出やすいし、それをそのままこどもも感じてしまうので、やっぱり親が今ある環境を前向きに捉えることが大事なのかもしれませんね!

ちなみにまだ会話ができない赤ちゃんでも、意外と言葉を理解していたり、親の表情から喜怒哀楽を読み取っていたりするみたいなので、プラスの声かけは効果的みたいですよ★

【最後に】先生は最大の子育てパートナー

入園前、とっても不安だったわたしにこう声をかけてくれた先生がいました。

これからは私たちもお母さんと一緒に〇〇くんを育てるつもりです。

だから困ったこと、悩んだことがあれば何でも話してくださいね。

この言葉をかけてもらったとき、今まで無意識で「この子を守らなきゃ」とガチガチになっていた心とカラダが一気に解きほどかれたような不思議な感覚になりました。

  • わたしもう1人で頑張らなくていいんだ
  • 誰かに頼ってもいいんだ
  • 大切なこの子の成長を共有できる人ができたんだ

そう思えたとき「やっぱりわたしはこの選択をして間違いじゃなかったんだ」と一気に涙が溢れてきました。

よっぴ

今でもこの先生の言葉は、子育てを楽しむわたしの支えになっています。

はじめは親も子も不安です。寂しいです。

でもそれは「保育園だから」ではなく、きっと幼稚園に入るときも、小学校に入学するときも、大人になって初めて社会に出るときも、ママ友を作るときも同じではないでしょうか。

誰だっていくつになっても、新しい環境に慣れるまでは不安がつきもの。

そう思うと、慣らし保育で泣くことも、親が不安な気持ちと戦うことも、新しい環境で楽しむためには必要なことなのかもしれませんね^^

「あのときはたくさん心配もしたけど、やっぱり保育園に通わせてよかった」

きっと3ヶ月後にはほとんどのママがそう言っているはず。だからママ、大丈夫ですよ^^