こんにちは、よっぴ(@mamalaugh4)です。
フリーランスママ紹介企画も第16弾となりました…!
いつも読んでくださっているみなさま、ありがとうございます♡
今回インタビューさせていただいたのは、0歳の娘ちゃんを育てながら、WEBクリエイターとして自宅で働くakaneさん(@akaneiro6376)
わたしも含め、これまでは出産を機に働き方を見直しフリーランスになったママが多かったのですが、akaneさんはなんと高校時代からフリーランスを目指していたんだとか!
その夢を叶え、フリーランスになったあと妊娠・出産を経験された貴重なママなので、産休育休中のお仕事やその間のお金事情も詳しくお伺いさせていただきました^^
ママのみならず、フリーランスになりたい学生や独身女性にとっても必見ですよー!
フリーランスで働くWebクリエイター。兵庫県在住。
中学生の頃に趣味でホームページを作ったことがきっかけで、Webデザイナーを目指すように。
経験を積むためネットショップ運営会社に就職後、フリーランスとして独立。
2018年1月に女の子を出産した0歳児ママ。
運営サイト「Akaneiro Techo」
Twitter「@akaneiro6376」
フリーランスWEBクリエイターという働き方
フリーランスでどのようなお仕事をしていますか?
下記のようなWebに関係するお仕事をしています。
- ネットショップ運営
- Webデザイン
- 商品デザイン
- 商品ページのライティング
- ブログ運営
ちなみに前職はネットショップの会社にWebディレクターとして勤めていました。
仕事はどこからもらっている?
主に企業とパートナーを組んでいます。
個人では知り合いからご紹介いただいているお仕事もあります。
フリーランスになってすぐの頃は、複数の方から仕事をいただいていました。
今は忙しくなってきたので新規の受付をやめて、パートナーを組んでいるところとのみお仕事をしています。
また、最近では仕事を貰うのではなく、自分で企画を作って人に仕事を依頼するという事にもチャレンジし始めました。
フリーランス歴は?月収はどうなった?
フリーランス歴は現在4年目です。
平均月収は毎月上下はあるものの、会社に勤めていた時よりも多い額になりました。
企業と仕事がしたい方へのアドバイス
繋がりをいかに作るかだと思います。
SNSなどで配信したり、作品集を公開したり、あとランサーズなどのマッチングサイトでもそうですね。
企業さんと繋がるきっかけって実はたくさんあります。
特に企業さんからすれば「この人は何ができる人なのか」を知りたいので、具体的に何がどこまでできるのかをしっかり書いておくことが重要だと思います。
フリーランスになるまでの葛藤・きっかけ
フリーランスになろうと思ったきっかけは?
実は高校生の頃からフリーランスになりたいという想いはありました。
きっかけは「パソコン一台あればどこでも仕事ができるようになりたい」と思ったことです。
趣味でホームページを作っていたこともあり、その当時珍しかった「Webデザイナー」という職種を知りました。
目標をフリーランスになること!に設定し、そこに向けて経験を積むため、ネットショップの会社へ就職しました。
フリーランスになることへ迷いや抵抗はなかった?
高校生の時から準備していたとはいえ、いざその時がくると正直迷いはありました。
一番はお金の不安ですね。
もし仕事が無くなったらどうしようとか、収入が不安定になることで生活にどんな弊害が起こるのだろうとか。
その辺りがまったくの未知数だったので怖かったです。
不安はどのように乗り越えた?
夫の強い後押しがあったことで決断できました。
「フリーランスになりたいんでしょ?だったらなればいいじゃない!」と。
不安はありましたが「フリーランスになりたい」という自分の正直な気持ちに素直に従って動こうと思ったら、タイミング良く独立できました。
フリーランスの妊娠・産休育休・お仕事
フリーランスになったのは独身時代?
結婚していました!
仮に独身でもフリーランスになっていたと思いますが、夫の後押しと営業の仕方などを教えてもらえたのは心強かったです。
出産後の働き方は変わった?
私の場合、働き方はあまり変わっていないです。
出産後はしばらく仕事をストップしていましたが、子どもが生後3ヶ月になる頃にはお仕事を復活していました。
パソコンさえあれば仕事ができるので、暇つぶしにPCやスマホを見る感覚でそのまま仕事もしていましたね。
フリーランスになってから少ない時間で会社に勤めていた時と同じくらいの額を稼げるようにしていたので、働く時間も少ないのもあります。
産休育休はどうやって取っていた?
自分で「○月○日〜○月○日まで休みます」とパートナー企業に連絡していました。
フリーランスは妊娠出産しても手当がない?
はい、フリーランスは国からの補助がほとんど無いので、産休・育休期間は補助金が一切ありません。
※出産育児一時金は支給されます
そのつもりで事前に貯金をしていたので問題はなかったのですが、この時ばかりは会社員のメリットを感じました。
ただ大変だったことは、収入が0になる期間の準備くらいですかね。
今となったら、それよりも時間と場所と仕事が自由というメリットが大きすぎて、いい事も悪い事もありながらも結果的に「良かった」と思っています。
フリーランスがママになってよかったことは?
良かったことは、育休産休の期間も自由であること。
あとママならではの仕事も増えました。
出産を機にパートナー企業とベビー関係で何か新しいものができないかという話題になり、実際に企画が立ち上がって、現在進行系で取り組んでいる最中です。
在宅で仕事をするフリーランスママの働き方
仕事はいつ、何時間くらいしている?
仕事は好きな時間にやるのですが、基本的に夫の仕事に合わせています。
具体的には月〜金曜で1日4時間ほど。
忙しい時は8時間ほどやりますが、土曜と日曜はほぼ確実に休みにします。
1日仕事をしない日もあれば、朝だけ仕事・昼間は休みで夜に仕事という日もあったり。
その日の子どもの様子や仕事の状況にあわせて、かなり融通を効かせた働き方をしています。
フリーランスワーママのメリット、デメリット
メリット
1番のメリットは子どもと一緒にいながらにして、好きな時間に仕事ができる自由さです。
また親が仕事をしている姿を間近で見られる環境というのも、個人的には良いなと感じています。
あと、ずっと家にいるので宅配の荷物をスムーズに受け取れるのも嬉しいですね。笑
今年の夏は猛暑で、数ヶ月の子どもを連れて買い物に出ることが難しかったので、ネットスーパー・コープ・Amazonをフル活用していました。
時間の自由も効くので、涼しくなってきた今は気分転換がてら子どもとお散歩に行ったり、ショッピングをしたりして楽しんでいます。
デメリット
デメリットは、保育所に預けなければいけない状況になった場合、フルタイムの会社員よりも不利になることでしょうか。
今のところ保育園に通う予定はありませんが、私の住んでる地域は待機児童がたくさんいるため、在宅ワークでは入園が難しいだろうなと感じています。
子育てしながら仕事時間を捻出するための工夫は?
私の場合、幸いあまり子どもに手がかかっていなくて、そんなに工夫はしていないというのが正直なところです。
まだ9ヶ月なので今だけかもしれませんが、用事がある時にしか泣かず、風邪も引かず、夜泣きもなし。
食事も順調なうえに、一人で遊び昼寝もがっつり。(もちろん一緒に遊ぶ時間も作ります)
これがずっと続けば良いですが、ある日突然変わる可能性もあるので、その時はその時に考えたいと思います。笑
強いていうなら、家事も子育ても夫婦で分担しています。
たまに夜はお弁当にしたり、最近は食品を冷凍してあとで簡単に食事ができるようにしたりと、家事も子育ても楽ができる工夫は積極的にしていますね。
ママになっても自分の道をしっかり歩もう
今の働き方に対する満足度は?また家族の反応は?
満足度でいうと、目標だったフリーランスになって夢は達成することができたので、一旦100%になりました。
しかし次のステップを作ったことや、子どもが生まれたこともあり、ワーママフリーランスとしての理想の働き方はある意味また1からのスタートかなと思っています。
すべてが完璧に満足!というわけではないですが、充実した生活になっています。
家族は独立や好きなことを仕事にすることに対して普通の感覚だったので、母も夫もいいね!です。
例えば母はお花の教室をやってますし、夫はそもそもフリーランスになることを後押ししてくれた人なので。
独立感覚を持った家族なので協力し合って仕事をしています。
仕事を継続的にもらうために工夫していることは?
基本的な事ですが、下記のような当たり前のことができるだけで仕事は継続しやすくなります。
- 連絡・報告をしっかりする
- 積極的に企画に参加する
- 仕上がりを丁寧にする
- 返信は早くする
実際にパートナーを組んでいる会社の代表と話していると「こういった当たり前の事ができるだけでかなり重宝する。デザインのクオリティよりも大事。クオリティが低かったとしても当たり前の事ができてストレスが無い人と一緒に仕事したい。」とおっしゃられていました。
私自身実際に仕事をしていても、人間関係・人間性の部分に注意していると仕事がスムーズになっている気がします。
これからフリーランスになりたい人へのアドバイス
フリーランスはいろんな働き方がある中の選択肢の一つです。
事前に調べることと準備をする事が大事だと思います。
そこをしっかりとすれば、とても自由で楽しい働き方だと思います。
akaneさんの今後の展望は?
先にもあった通り、仕事を「もらう」のではなく「作る」側に回ることでしょうか。
これが私の今のステップなので、意識的に「仕事をもらう」という発想を捨てることにしています。
最初は私もお勤め出身ですから「仕事をもらう」という発想でいました。
でも「誰かから仕事をもらう」のではなく「仕事は自分で作っていく」方が何倍も楽しいものになることに気づいたのです。
企業もしくは個人と「パートナー」を組んで、自分の「得意」を持った人たちが集まったメンバーでチームとして動いていく。
みんなが「誰かから仕事をもらう」という構えではなく、この企画に「メンバーとして参加している」といったほうが分かりやすいでしょうか。
フリーランスになるということは、いわば「なんでもできる」ので、思い思いに色々やってみたら良いと思うのです。
私はWeb関係のお仕事がメインですが、Webしかしない!とこだわってはいません。
「これいいな!」「これやりたい!」と思ったものを、これからも積極的にやっていきたいと思います。