どうも!在宅フリーランスとしておうち働くママよっぴ(@yoppi_mama)です。
このブログでは「おうちで働く」をもっと身近にするため、在宅ワークをしている主婦の存在とリアルな声をシェアする企画をしております。
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今回ご紹介するのは、2人の子育てをしながら自家栽培しているヘチマを使って化粧品を開発し、1人で販売までをこなしている、えみりんさん。
主婦で、ママで、という前に、こんなことが1人でできるのか…!と、同じ女性としてこの行動力にびっくり仰天しております(゚ω゚)!
コネも人脈もなかったからこそ「主婦の力」を味方にして、商品販売までたどり着いたんだそう。
- どうして起業しようと思ったの?
- 商品開発にどれくらいかかった?
- 家ではどんな作業をしているの?
などなど、気になる起業ヒストリーを聞かせていただきました!
えみりんプロフィール
- 年齢:36歳
- 家族構成:夫、長男(小2)次男(4歳)
- 仕事内容:自社商品販売
- 働き方:個人事業主
- 在宅ワーク歴:1年
- 平均月収:パートより少し良いくらい
- 運営サイト「aimo(アルモ)」
- Facebook:@emi.yokoo.3
- Twitter:@mamacoconet
福島で作ったものを商品化し、イメージを変えていきたい
自社商品の販売とは?具体的に何をつくってるの?
自家栽培しているヘチマを使い、天然素材でしっかり効果を実感できる化粧品をつくっています。
「almo(アルモ)」というオリジナルブランドを立ち上げて、ネットショップにて販売しています。
この事業を始めようと思ったきっかけは?
わたしは福島県で育ち、高校卒業後、上京してそのまま東京でエステティシャンとして働いていました。
ただ東日本大震災もあり、結婚・妊娠のタイミングで、家族がいる福島県へUターンすることに。
えみりん
私が住んでいる郡山では、震災後もみんな普通に生活しています。しかし全国ネットの報道は、福島県の原発事故周辺の地域の内容が多く、それが福島全体のイメージになっているように感じました。
子育てをここですると決めたからには、誰かではなく、自分達でどうにかしていかないと、福島のイメージは変わらない。
だからこそ、自分の手で福島の豊かな自然や普通の暮らしを全国に発信していきたいと思いましたし、福島で作った作物で、何か商品化したいと考えました。
自分の強みを活かし、長く販売を行っていけるもの、それがヘチマの化粧品でした。
ヘチマは誰が育てているのですか?
子どもたちも加わり、四季を楽しみながら家族みんなでヘチマを育てています。
もともと祖父の家があったのですが、今は空き家になっているその土地を蘇えらせたいという想いもありました。
主婦の力で生まれたヘチマ化粧品ができるまで
商品化するまでにかかった期間は?
ヘチマを育てるところから入れると、商品化まで2年半くらいかかりました。
自分で事業を始めることに不安はありませんでしたか?
不安はまったくありませんでした。そこは性格だと思います。
逆に、始める前にいろいろ考えていたらやれなかったかもしれません。
えみりん
正直、大変さが分からないからできたように思います
今の働き方を確立するまでに大変だったことは?
何のコネも無かったので、そもそも商品ができるのか、という部分と、あとは作ってもらえる会社を見つけるのが大変でした。
事業化するためにどんなことをしましたか?
まずは、自分が長く売っていくことができる商品、自信を持ってオススメ出来る商品を作ろうと考えました。
商品が決まってからは委託出来る工場探しからはじめ、パッケージやデザインはママ友など、たくさんの主婦が協力してくれることに…!
ネットショップ開店、ホームページ作成など、やることがたくさんあって最初はどうなる事かと思いましたが、何とか1つずつクリアしていくことができました。
どうやって協力してくれる主婦を集めたの?
ロゴやチラシ作成などの専門的な業務は、周りのママ友に聞いて紹介してもらいました。
たくさんの方の意見が欲しいときは、Facebookですね。
たとえば、パッケージデザイン、コンセプト、容器など、「どれが1番いいですか?」と投稿し、たくさんの方がコメントしてくれて、多かった意見を採用し、商品が完成しました。
商品化に主婦の力を活用しようと思った理由は?
はじめから主婦の力を使おうと思っていたというわけではなく、たまたま周りの主婦がスキルを持っていた!という感じです。
とにかく、お金もコネもなかったので、「こんなこと出来る人いないかな?」そんな風に聞いていたら、うまく繋げていただけて、結果的に主婦の意見とスキルがたくさん詰まった商品が完成しました。
ただ、実際に主婦のスキルを目の当たりにし、この力はもっと活用出来ると感じています。今後は主婦の力を使った事業も展開していきたいと考えています。
ネット販売をする起業ママは自宅でこう働く
おうちではどんな作業をしているの?
現在、楽天市場にて販売していますので、注文確認→メール送信→梱包→発送が毎日の仕事です。
あとはより多くのみなさまへ、almoの存在をしていただくため、ワードプレスにてホームページを作成し、ブログ記事の更新をしています。
ネット販売で売るために工夫していることは?
SNSでコミュニケーションをとる。
あとはイベントに出店して、直接お話をさせていただきながら販売しています。
仕事時間はいつ、どのくらいしている?
発送業務は午前中の2時間くらい。残った時間はブログを書いています。
基本的にパソコンを使う作業は、夜こどもが寝てからにしています。
えみりん
子供たちも日中は小学校と幼稚園に通っているのですが、今は4歳、7歳なので、梱包などは一緒に手伝ってくれたりします。
在宅ワークの良いところ、大変なところは?
やはり、仕事時間を自分の都合に合わせられるところはいいところですね。
家事の合間に少しずつ行うこともできるので、子どものその時の様子に合わせて働くことができます。
大変なところは、わたしの場合、お店の宣伝から管理・発送業務まで、基本的にはすべて自分1人で行っているので、時には深夜まで何日間も作業するなんてこともあります。
在宅ワークは子育てと仕事どちらのキャリアも伸ばせる
現在の働き方に対する満足度は?また家族の反応は?
働き方としては満足していますが、もっと売り上げを伸ばすため、まだまだ課題は山積みです。
家族も応援してくれています。夫に関しては、お好きにどうぞっていうタイプなので、特に相談したりしません。
自社商品の販売を始めたい人へのアドバイス
自社商品の販売は、正直簡単ではないと思うので、オススメ!とはいきませんが、1つの選択肢にはなるのではないかと思います。
いろんな働き方があっていいし、自由に選べるようになればいいなと思っているので、まずは自分が好きなこと、強みを活かせることに挑戦してみるといいのではないでしょうか。
在宅ワークを始めてみたいママへのメッセージ
主婦が毎日当たり前にやっている家事・育児は、それだけで十分1つのスキルであり、履歴書に書けるようなキャリアだと思います。
えみりん
個人的には、「子ども2人のママ」と名刺に書けるような社会が理想です
子育てのキャリアを伸ばして行きたい人、仕事のキャリアを伸ばしていく人。それぞれどちらの道も女性のキャリアの伸ばし方でいいのではないでしょうか。
どちらがいいとか、どちらにしなくてはいけないとかではなく、個人で選択し尊重されるべきだと思います。
その中で「子育てのキャリアも伸ばしつつ、仕事のキャリアも伸ばしたい」
そんな選択が生まれた時、在宅ワークは有効な方法だと思います。
私は子どもが生まれて、仕事1番から家族が1番になりました。そのゆるぎない軸がしっかりしたことで、働き方の選択を迷っても選びやすくなりました。
えみりん
「家族が笑顔になるのはどの方法か」常にその視点で選択するようにしています
最後によっぴさん、このような機会を与えてくださって、ありがとうございます。女性の選択肢が増えれば、もっと子育ても楽しくできる社会になると思うので、このインタビュー企画の活動を応援しています。
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