よっぴ
専業主婦から在宅フリーランスになった体験談を発信するうちに、ブログの読者さんやSNSのフォロワーさんから「おうちで働く方法」についてたくさん質問・相談をいただくようになりました。
なかでも、多い内容が
- どうやって仕事を探したらいい?
- 自分に向いているかがわからない
- フリーランスにならないとダメ?
というもの(確かにわからないよね)
ただ「在宅ワーク」と一言でいっても、実はいろんな手段や働き方があることを、わたしはおうちで働くことにこだわり続けたこの3年間で見いだしました!!!
なので、今回の記事では主におうちで働くための3つのパターンとその特徴・適性について語っていきます。
自分の今の状況と、これからどうなりたいかを考えながら、在宅ワークの道に進むためのヒントになれば幸いです。
在宅ワークは主に3種類ある
まず「自宅で働きたい」という1番の願望を叶えるために、どんな手段があるのかをご紹介します。
大きく分けて下記3パターンがあると思ってください。
- クラウドソーシングを利用する
- 会社採用のリモートワーカーになる
- 自分でサービスをつくる
ここからはそれぞれの特徴やおすすめの人について、解説していきます。
①クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングとは
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人と仕事を受けたい人をつなぐためのマッチングサービスのこと。
「ちょっとしたスキマ時間を活用して、家でできる仕事がしたいな」と思っても、なかなか普通に生きているとそんな依頼をしてくれる人に出会うことはありませんよね。
でもクラウドソーシングサイトに登録しておけば、仕事を依頼したい人がたくさんタスク(お仕事)を登録してくれているので、そこで興味のあるものや自分にできそうなものに応募し、お仕事として受けることができます。
クラウドソーシングのメリット
- 単発の仕事が多い
- 初心者でもできる仕事が多い
- 仕事の数が多いので自分に合うものを見つけやすい
- 仲介会社が入っているため安心
- 自分で営業をしなくても良い
クラウドソーシング会社を間に挟むことで、自ら営業する必要がなく、初心者でも自分で仕事を選ぶことができるのが最大の魅力です。
「1回いくら」という仕事がほとんどなので、時間を拘束されることなく、納期までに自分のペースで進めることができるため、小さい子どもを育てながらスキマ時間を有効活用したい専業主婦ママや幼稚園ママにおすすめ。
クラウドソーシングのデメリット
- 単価の安いものが多い
- システム手数料を取られる
- たまに変なクライアントがいる
- 基本的には下請け仕事
- 仕事を探し続ける必要がある
初心者でもできる内容のお仕事ほど単価は低めに設定されていて、ライター業なんかは文字単価0.5円なんていう案件もザラにあります。
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そこからさらにシステム手数料として、仲介会社に20%ほど引かれるため、実際手元に入るのは800円。
これを「家にいながら800円稼げた」ととるか「これだけ書いて800円しかもらえないのか」と考えるかはあなた次第です。
こんな人におすすめ
- 専業主婦のスキマ時間を活用したい
- 幼稚園の時間帯だけ家で仕事をしたい
- 得意なことで副業をはじめたい
何と言っても〝スキマでできる〟が魅力なので、システム手数料を引かれたとしても、家にいながら収入がほしい人にはぴったり。
経験を積むことで単価が上がったり、長期契約してくれる案件に出会えるケースもあるので、将来的にクラウドソーシングをメインにフリーランスとして活動することも可能です。
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とにかくハードルが低く、始めやすいし辞めやすいのがクラウドソーシング。初めて在宅ワークをする人は、とりあえずどんなお仕事があるのか見るだけでも、勉強になると思います!
人気のクラウドソーシング会社
まずはこの2社に登録して、自分にできそうな仕事がないか探しましょう!
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②会社採用のリモートワーカーになる
気分は社員、職場は自宅
これはわたしが初めて在宅ワークをしようと思ったときに選んだ手段であり、今も週2日続けている「企業採用のリモートワーク」という働き方。
もともと働いていた会社でリモートワーク(在宅ワーク)に切り替えたというケースはたまに聞きますが、わたしの場合は求人サイトで見つけてはじめから在宅勤務として採用していただきました。
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実際3年近く仕事を続けて思うのは、まさに「気分は社員、職場は自宅」なので、これまでバリバリ外で働いてきたけど、いまは子育てがあるから自宅で働きたいというママにぴったりじゃないかと思います。
わたしは月に1回の出社が必須なのですが、自宅で仕事をしながらも、たまにスタッフの方と会えることで孤独にならず、会社員とフリーランスの良いとこどりをしている気分です。
在宅パートのメリット
- 会社に雇用されているため安心
- 時給制のところが多く、収入が安定する
- 確定申告が不要
- 勤務証明書が発行される
- 仕事を自分で見つける必要がない
- コミュニケーションがとれる
自宅で仕事をしながらも、会社に雇用されている立場なので、外で働くパートと変わらないし通勤時間もないので、安定志向かつ人とのコミュニケーションが苦手でない方におすすめ。
クラウドソーシングやフリーランスと違って、仕事を自分で探す必要がないし、時給制のところが多いので、毎月の収入もある程度見込みが立ちます。
また会社に勤務証明書を書いてもらうことができるので、自宅で働きながら保育園に入園できる可能性もあり!
在宅パートのデメリット
- 求人自体が少ない
- 月に数回は出社が必要な場合もある
- ある程度のスキルが必要なケースが多い
- WEBの仕事が多い
- コミュニケーションは必須
会社採用なので、フリーランスのようにいろんな企業と対等にかかわるというよりも、1つの企業へしっかりと貢献する形となります(マインドは会社員と変わらないかも)
なので、完全に1人で自分のペースを守りながら仕事がしたいや、報連相がしっかりできない人には不向きかもしれません。
また面接があったり、必須スキルの条件が設定されていたりとハードルは高い傾向にあります。
基本的に在宅勤務は「1人でも仕事ができるスキルがある」ことが前提なので、1から育ててもらえるとは思わない方がいいでしょう。
こんな人におすすめ
- 固定給がほしい人
- パソコンが得意な人
- 平日昼間に仕事時間が取れる人
- フリーランスになりたいわけではない人
- 持っているスキルを活かして働きたい人
基本的には就業時間も決められているところがほとんどなので、「自宅で子どもを見ながらスキマ時間で働く」という考えではなく、ある程度まとまった時間のとれる人におすすめです。
パートであれば、扶養内で週2〜3日勤務OKという求人もあるので、昼間に数時間こどもと離れる時間がある人は特にぴったりでしょう。
人気の在宅ワーク求人サイト
わたしは上記3つのサイトすべてに登録をして、最高の求人に出会うことができました!
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③自分でサービスをつくる
自宅でできるサービスを提供する
最後はわたしも実践している〝在宅フリーランス〟です。
クラウドソーシングや在宅パートに比べるとハードルが高く感じるかもしれませんが、自分の提供できそうなサービスさえ作ってしまえば、かなり働き方の自由度は高くなります。
たとえば
- アイコンやバナーのイラスト作成
- プレ花嫁向けにブーケ、花かんむり作成
- スタイや抱っこ紐カバーなどのハンドメイド
- 個人事業主向けのHPデザイン
- ミニマリストや整理収納アドバイス
- 不登校や産後のママ向けカウンセリング
- 家計管理や節約相談
- インスタ運営アドバイス
- ダイエットプログラム作成 など
いまはココナラなどで、自分のスキルを売り買いできるサービスも普及していますが、これが仲介会社を通すことなく、ブログなど自分のフォームで受付できるようになると、手数料を取られることもありません。
単価も自分で決められるため、少ない時間で会社員時代以上の収入を目指すこともできますし、取引先やお客様も自分で選ぶことができるため、気の合う人とだけ仕事ができることも大きなメリットです。
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先ほどの例のように、特別なスキルや経験がなくても、考え方次第では自分にとっての当たり前が「誰かのちょっと役に立つこと」として仕事になるケースが多々あるため、今とても注目されている働き方です。
在宅フリーランスのメリット
- 自分で決められることが多い(仕事内容・時間・単価など)
- 扶養のままでも開業ができる
- 得意なことを仕事にできる
- お客様を選ぶことができる
- 会社員以上に収入を得ることも可能
- 経費が使える
フリーランスの場合、単価を自由に決められる=時間が増やすことができる、というのが1番の強みかなと思っています。
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また開業していれば、事業にかかったお金は経費として認められるため、自宅で働いている場合、普通に生活していても必要な家賃や電気代などが経費になるのも大きなメリット。
それでいて、収入が少ないうちは夫の扶養に入っていながら個人事業主として開業することもできるので(一部例外あり)、実は税金面でもかなりお得にチャレンジができる働き方なのです!
いまはブログやSNSを使って、直接お客様とやりとりできるツールが普及しているので、自宅にいながら誰かの役に立てそうな仕事を考え、作ることは意外とハードルが高くないし、さほど費用もかかりません。
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在宅フリーランスのデメリット
- 見本となる人が少なく、よくわからない
- サービスを作るまでが大変
- 確定申告が必要(収入による)
- 自ら発信もする必要がある
- 専門スキル以外の知識や営業力が必要
1番のデメリットは、クラウドソーシングのような仲介フォームがあるわけではないので、サービス作りもPRも税金関係の手続きも自分でしなければいけないというところでしょうか。
まだまだメジャーな働き方ではないので、見本となるような人に出会わなければ、かなりハードルが高いと感じるかもしれません。
ただわたしは在宅フリーランスになったことで、これまで何となくしか理解していなかった税金の話や仕事の本質について向き合うようになり、人としてすごく勉強になりました!
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1から全部1人でやるのは大変だけど、同じような働き方をしている人に教えてもらうことができれば早いので、講座やセミナーに参加したり、理想の働き方をしている人のブログやSNSを読むだけでも勉強になります。
こんな人におすすめ
- 提供できる知識やスキルがあるひと
- ブログやSNSが得意な人
- 在宅でもしっかり稼ぎたい人
- フリーランスになりたい人
- 割と仕事時間を確保できる人
個人的には、この在宅フリーランスという働き方が、子育てとの相性もめちゃくちゃいいのでおすすめなのですが、実際メジャーな働き方ではないし、「何からどう始めていいかわからない」というのが本音だと思います。
なので、次のわたしの目標は在宅フリーランスとして働きたい女性のサポートをすること!
まだ具体的な計画は決まっていないのですが、「自分を仕事におうちで働きたい」と思っていた専業主婦時代のわたしのように一歩踏み出したい女性の力になれたらなと思っています。
【番外編】ブログを書いて広告収入を得る
最後に、わたしもやっている「ブログを書く」ということについて。
これは個人的に仕事という認識はゼロなのですが、実際自宅にいながら誰かのお役に立てるかなと思う情報を書いて、広告収入を得ているので、在宅ワークといえば在宅ワークなのかもしれません。
いまは広告収入目当てで始められる方も多いですが(ただ、そこが第一目的だとうまくいかない人多数)
ブログ運営は子育ての息抜きにもなるし、わたしの場合はWordPressを学んだことで在宅パートの仕事が決まったり、ブログ経由でお仕事の依頼をいただいたりと、いいことづくしだったので本当に始めてよかったなと思っています。
もし「これから始めたいけど、1人でやる自信がないな」という方は、年に数回よっぴ式という3ヶ月間のブログ講座を開催しているので、ご興味あればどうぞ(宣伝)
【まとめ】本当の目的を明確にして選ぼう
今回ご紹介した「おうちで働く3つの方法」は、似ているようで実は向いている人が全然違います。
わたしの場合は、
- 平日昼間に仕事時間が確保できる
- ある程度の固定給がほしい
- フリーランスにこだわらない
- 平日も自由な時間がほしい
- コミュニケーションが好き
- 他にもやりたい仕事がある(講師業)
だったので、②と③を組み合わせた「週2在宅パート×週3フリーランス」というカタチになりました。
これがたとえば「子育て×クラウドソーシング」「派遣×在宅フリーランス」のような働き方でもありだと思います。
おうちで働く「リモートワーク」だからこそ、わたしは自分の人生も子育ても楽しめるようになったし、「複業」という新しい考え方がママが働く可能性を広げてくれたので、この記事が誰かにとってのヒントになることを心から願っています。
もし「こんなこと聞きたい」ということがあれば、ブログやSNS・ラジオなどでお答えしますので、お気軽にコメントください。
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