こんにちは、よっぴ(mamalaugh4)です。
わたしは元々専業主婦だったのですが、2017年4月から在宅ワークを始め、息子も保育園に通い始めました。
そんな話をすると、決まって言われることがあります。
ママ友
確かにそういった理由で在宅ワークを選ぶ人もいると思いますが、わたしの場合は半分同意で半分違います。
たしかに在宅ワークは子育て真っ只中のママにぴったりな働き方ですが、わたしはずっと一緒にいることが子育てのベスト、だとは思っていません。
というわけで、今回はわたしがどうして在宅ワークを選んだのに息子を保育園に通わせようと思ったのか、について書いていきます。
保育園に通わせることが目的だったかもしれない
わが家の場合、どうしても働かなければいけなかったわけではないんです。
わたしが24時間母子べったりの生活に限界を感じた、というのも大きな原因ですが、息子のためにも保育園に通った方がいいのかなと思いました。
- 毎日同じ生活の繰り返しで物足りなさを感じている気がした
- 動くことが大好きなので、存分に遊べる環境にいた方がいいと思った
- 発語が遅かったので、いろんな人とふれ合わせたかった
- わたしにべったりだったので、集団生活に慣れさせたかった
- 家族・自宅以外に息子が安心できる場所を作っておきたかった
初めから保育園に通わせるつもりだったわけではない
こんな風に言ってますが、わたしも初めはめちゃくちゃ抵抗がありました。
1人目やし、専業主婦でも家庭が成り立つんやったら、幼稚園に入るまでは親が見ればいい。
そう思っていたけど、実際はなかなか大変でした。
0歳のときはわたしも必死やし、こどももまだまだ赤ちゃんやから手はかかるけど、お昼寝中にちょっと一息つくこともできた。
でも1歳にもなると走り回るし、お昼寝はしなくなるし、泣き声は大きくなるし、イヤイヤは発動するし。
よく言えば「元気そのもの」やけど、いつの間にか「わたしが笑っていられる域」をグイグイ超えてくるようになったんです。
もしかして私との生活を持て余してるのではないか
出産するまでは、1歳ってまだまだ赤ちゃんやと思ってたんですが、実際に子育てしてみると、想像していた以上に立派な1人の人間でした。
もうしっかり自分の意思もあるし、好きも嫌いもはっきりしてる。
よっぴ
家に2人でいると「こらー!」が炸裂するし、わたしも大人との交流を求めていたので、子育て支援センターには毎日通い、お昼寝しない日は、午前午後両方出向いて、それはもう常連中の常連。
ただ1歳後半にもなると、支援センターさえも手狭に感じるようになってきて、はてこれからどうやって毎日を過ごそうか、と考えるようになったんですね。
- こどもが小さいうちはそばで見守る方がいいと思ってそうしてきたけど、もしや彼は今の生活に物足りなさを感じているのではないか
- 同年代の子と思いっきり遊んだり、歌やダンスやお絵かきを学んで、この有り余るパワーを発散させた方がいいのではないか
- 確かに毎日一緒にいるけど、家でテレビを見せてるくらいなら、離れて思いっきり遊んだ方がいいのではないか
そんなことを考えるうちに、もうこれはわたしが1人でみるよりも、保育園でいろんなことを学んだ方が息子のためになるなと考えるようになりました。
働いてもこどもとの時間は多く持ちたかった
こういう過程があったもんで、わたしは「息子を保育園に通わせる」を前提に働き方を考えました。
良くも悪くも「戻らなければいけない場所」はないので、いっそ自分のやりたいことに挑戦してみようかな、と考え始めたのがブログであり、在宅ワークを考えるきっかけでした。
- 急なお迎えにもすぐ駆けつけられる
- 通勤時間がない分、こどもとの時間を多く持つことができる
- 会社員より気がラク(なはず)
これがわたしにとっても、息子にとってもwin-winでいられる、わが家にとってのベストな選択でした。
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こどもを見ながら仕事はできない
「保育園に通わせよう」
そう決意して入園申請までしたのに、実際に通うことが決まるまで、わたしの心が揺らぐことは何度もありました。
- 在宅ワークならこどもを見ながら働けるんじゃないか
- 子連れOKの会社で働けばいいんじゃないか
- 週2〜3日の勤務にして、その日だけ一時保育に預けようか
何とかして、こどもを保育園に行かせずに働く方法はないかと、しつこくしつこく考えたんです。
でもいくら職場が自宅だからといって、やっぱり仕事をしながらこどもを見るっていうのは、自分にもこどもにも仕事にもベストではないなと思いました。
というのも支援センターに行ってたときも、その場はめっちゃ心おだやかに過ごせるのに、家に帰ってくると「こらー!」の繰り返しだったんですね。
その原因はなんやろうって考えると、ママが「ながら」でこどもと向き合ってるかどうかやなと思ったんです。
支援センターにいる時間は、ママも「こどもの時間」として割り切ってるけど、家に帰ってきたらずっとそうするわけにもいかないし、どうしても家事中心の生活リズムに戻ってしまう。
料理しながら、掃除しながら、買い物しながら、こどもをみなければいけない。
だから中断が続くとイライラするし、何もかもが中途半端で達成感も感じられなければ「わたし今日1日何やってたんやろ」って虚しくなってくるんです。
よっぴ
こども目線になってみると、ママがいるから一緒に遊んでほしいだけやのに、構ってもらうためにアレコレ要求したらウザがられ、黙っていたずらしてたら「こらー!」って怒られる。
その理不尽さにわんわん泣きわめくと、ママはまたイラっとする。
これって本当に「こどものため」なの?
そう思うと、わが家にとってはベストではないな、と腑に落ちて、やっと保育園に通うことを前向きに考えられるようになった気がします。
自分たち家族にとって都合のいい働き方を選べばいい
なかにはバリバリ働きながら、子育てを楽しんでいる人もいるでしょう。
在宅ワークでも、難なく自宅でこどもをみながら仕事ができる人もいるやろうし、毎日こどもと一緒にいられる専業主婦に喜びを感じている人もいると思います。
でもそれって人それぞれなんですよね。
ワークライフバランスという言葉があるように、何かに比重が偏ってしまうと心のバランスを崩してしまう人が多いはず。
だからこそ、ママは「自分の状態」に目を向けて、わたし大丈夫?ヘルプした方がいい?って常に確認しながらバランスを取るのが大事。
そして、周りがどうこうではなく「自分はどうなのか」「自分たち家族は今のままで幸せなのか」を考えて選択すること。
よっぴ
わたしも「家でこどもをみていれば保育料もかからないのに」って言われたこともあったけど、それでもわが家にとっては今の決断がベストだと思ったから、働く道を選びました。
自分の人生を生きられるのは自分だけだし、ママがイキイキすることは絶対家族にとってもメリット。
背負いすぎず、頑張りすぎないことで、わたしは得られたことがたくさんありましたよ◎
保育園に行くことはかわいそうなんかじゃない
いま振り返ると「この子には私が付いていなくちゃ」って思い込みすぎていたのが、育児に追い詰められていた原因だったんだなと思います。
追い詰められてたというか、結局は自分で追い詰めてたんですよね。
よっぴ
でもわたしも働くようになって、息子も保育園に通うようになって、本当に毎日がおだやかで幸せで心豊かにお互いが今を楽しめているなと実感しています。
わたしの場合は「在宅ワーク」という道を選んだけど、それが全員にとって最高の働き方だとも思いません。
自宅で仕事をするのが窮屈と感じる人もいるだろうし、待機児童だったり、まだ下の子が小さかったり、といったそれぞれの事情もあるでしょう。
ただどんな働き方をするにしても、「保育園に通う」ことがネックになっているなら、わたしは思い切って踏み出してみてもいいんじゃないかと思っています。
在宅ワークでも後ろめたく感じることはないし、こどもに申し訳なさを感じる必要もない。
変化を起こすときは勇気がいるけど、自分たち家族のために、幸せになる選択をしていけるといいですね^^