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こんにちは、よっぴ(mamalaugh4)です。
ただいま2歳児男の子の子育て真っ只中。
「2歳の男の子って大変そう」なんてよく言われるなか、わたしはそうでもないけどなーと思っていたのですが、今日は朝からちょっとしたことで息子の大泣きが始まり。
その名も「アンパンマンカレー事件」が勃発しました。
朝の貴重な30分を割いて繰り広げられたこの事件は、いろんなところへのイライラも生まれたのですが、親としても大きな気づきがあったので、記念に残しておきます。
ためになることは書いていませんが、2歳児男の子あるあるとして気軽に見ていってください。
「自分でやる!」スイッチは唐突に
ことの発端は息子が愛してやまない永谷園のアンパンマンカレー。
いつもは陽気に「シャケおにぎりた~べる~♪」と歌いながら朝を迎えるのですが、この日はなぜか「アンパンマンカレーにす〜る〜🎶」と踊りだし。
まあレトルトやからすぐにできるし、わたしも「はいはい~!少々お待ちを~♪」なんて2人揃ってふざけてたのですが。
準備も整い、にっこにこの笑顔で、さあ食べようかとわたしがルーを入れた瞬間、「ボクがやるのーーーー!」と大泣きスイッチオン。
ここから朝の戦争が始まりました。
1度のミスは別の方法でしか許されない
どうやら自分でルーを入れたかったようで、わたしが入れたことにぶちギレ。
よっぴ
いや、今の今まで踊り狂ってそんな雰囲気1ミリもだしてなかったやん!なんやったら「カレーはやくしてよー」って急かしてきたやん!
ただそんな正論を言っても、いくら良かれと思ってしたことでも、息子にとってわたしは加害者。
もうそれはそれは大きな声で泣き叫ぶわけです。
でもね、幸いルーはほとんどかかってなかったんですよ!
ほんの2、3滴。
いや5滴ほどはかかってたけど、遠目で見たらほとんど白米。
だからわたしは必死の形相で
「まだまだあるでー!ほら残りやってみー!」と言ったのですが
「おかあがかけた!」「ボクがやりたかった!」の一点張り。
まだまだ残ってるのに、1度開けたルーはもういらん!と見向きもせず、しまいには
「じぃじ~ばぁば~たすけて~」と号泣。(助けててなんやねん)
こんなちょっとしたことでどんだけ泣くねんと、さすがにわたしもイラっとしてきて「じゃあもう食べんでいい」とお皿を下げようとしたらさらに号泣。
泣いてる間は何を言っても耳に入れへんし、気持ちが落ち着いたら泣き止むやろうとしばらくその場を離れ、身支度をすること15分。
…まだ泣いとる!!!
ほんでまだじぃじとばぁばに助け求めとる!(同居してない)
こどもの記憶は恐ろしいほど細かい
さすがに長いし、保育園に行く時間は迫ってきてるし、これはもう最終手段を出すしかない!と、しゃあなしでストックしてた新しいアンパンマンカレーを出すことに。
「勝手にかけてごめんね。自分でかけたかってんなー。これ新しいの持ってきたから全部かけていいよ」と言った瞬間、死ぬほど笑顔…!
なんやそれ!これやったら初めから出しとけばよかった…!
まあご機嫌になってくれたらよかったよかったと思ったのも束の間。
息子「これ違うー!」
わたし「え、一緒やで!アンパンマンカレーやん」
息子「アンパンマンちがうー!メロンパンナちゃんがいいのー!」(号泣)
どうやらさっきはここの絵柄がメロンパンナちゃんやったらしい。
おいおい、まじかよ。永谷園いらんことすな。
パッケージの絵柄なんてまったく見てなかったし、さっきのがメロンパンナちゃんやったことすら記憶にないぞ。
それに主役はいつでもアンパンマンやろ!と謎に永谷園にあたるわたし。
いざとなったら母は恥をも捨てられる
ただ手元にあるのは、アンパンマンとドキンちゃんのみ。
もうストックのアンパンマンカレーはない。
どうにか新品で生き残ってるアンパンマンかドキンちゃんで手を打ってもらわないことには、保育園にも間に合わない。
ということで、2つのルーを人形に見立てて寸劇開始。
朝の8時半からギャラリー息子のみに向けて、両手にカレールー持ちながら全力で寸劇する日がくるとは。
ただこれでもダメやとあとがないから、それはもう大女優ばりの息遣いと迫力で「どわわわわ〜!きゃー!助けてアンパンマ〜ン!」とやりましたよ。
「どうにかこれで機嫌をなおしてくれ」という全力の願いを込めて…!
そしたらこれが大ハマリで、げっらげら笑う!
もちろん寸劇の〆は「アンパンマンとドキンちゃんどっちを食べてくれるー?」で息子に選ばせる作戦。
息子「えーっとねぇ…ドキンちゃん!」
やった、やったよ私!これでご機嫌取り戻しだぜーーーー!
急がば回れ!ただ何周もさせられる可能性あり
急がば回れとはこのこと!
貴重な朝の時間を寸劇に5分も割いたけど、やった甲斐あった!これでやっと食べてくれる!
わたし「じゃあドキンちゃん入れてくださーい♪」
息子「もう1回やってー」
わたし「え?いや、ドキンちゃん入れて…」
息子「もう1回どわわわわ~!やって」
寸劇5分延長。そんなにあまくはないです。
想像以上にこどもは親の感情を読み取っている
そんなこんなありながら、最終的にはドキンちゃんのルーを自分でかけてご満悦。
パジャマにカレールーがかかろうと、手が汚れてベタベタになろうと、いいのいいの。
機嫌よく食べてくれれば(幸せの沸点低すぎ。菩薩かよ)
さっきまで見向きもしなかったくせに「メロンパンナちゃんもい〜れちゃお~っと♪」ってことの発端となった初代カレールーも追加。
息子「わあ!大盛りだ!おかあみて!いっぱいあるよー!」
と1食分のご飯に2袋のルーをかけ、朝から100円の贅沢感を味わっている息子に、これまたわたしがかける言葉は本意気の「ほんまや!すごーい!」(なにが)
きれいに食べたと思ったら、ここにもおったでメロンパンナ。
あんたいつからアンパンマンと肩並べるようになったんや。
わたしの時代はそのポジション、絶対的にバイキンマンやったで。
やれやれ、これでやっと落ち着いたと思ったとき「おかあ怒ってない?」「ボクのことだいすき?」って聞かれて、なんかハッとしたんです。
余裕は意識して作らなければ生まれない
この一連の流れで、わたしは息子が怒ったキッカケを「そんなしょうもないことで」と思ってたんですね。
でも大人にとってはしょうもないことでも、こどもにとっては大きなこだわりであり「自分でやりたい」という意思なわけで。
この「自分でやりたい欲」を伸ばすか潰すかって、親の考え方というか、もっというと親の気持ちの余裕次第やなと思ったんです。
やっぱり急いでたり、イライラしてるときって待てないじゃないですか。
でもこども目線に立ってみると、自分のやりたいことを親にされて、やりたかったのに!って訴えたら怒られて。
確かにこれやと余計腹立つし、納得いけへんよなーと。
もちろんほんまにしょうもないことも山ほどあるので(まだ言う)その価値観に全部つき合ってられへんっていうのが正直なところなんですけど。
こどもが「やりたい」って言うことに対して、寛大に見守ってあげられる時間と心の余裕は、親が先回りして作っておかないとなっていう気づきになりました。
2歳の男の子は最高に愛おしい
わたしは1人しか育てていないので、2歳が大変なのか男の子が大変なのかはわかりませんが、まあこんなことは割と日常茶飯事で勃発しております。
でも音程はずしながら全力で歌ってる姿とか、一生懸命自分で服を着ようとしてる姿とか、だるまさんの絵本でゲラゲラ笑ってる姿とか、わたしの胸にうずくまって寝る姿とか。
こんなに幸せでいいんやろうかと思うほど、たくさんの「愛おしい」を与えてくれているのも2歳の男の子です。
だからこそこんなに可愛くて、愛おしい時間を「わたしに余裕がない」という理由で、「大変」の一言で済ませたくないなと思っています。
はいチーズ!でグーを選ぶ斬新さ
2歳男の子育児は大変、だけど死ぬほど愛おしい。
突如として始まったアンパンマンカレー事件でしたが、最後は「怒ってないよ。だいすきすきすき〜♡」「やーめーてー!」というハグで終わりました♡