こんにちは、よっぴ(@mamalaugh4)です。
今年度はじめての確定申告をおこないました!
「簿記の知識がなくても、会計ソフトがあれば青色申告も余裕だよ!」と聞いていたので、会計ソフトは利用する気でいたのですが…
- 会計ソフトは本当に必要?
- どの会計ソフトが使いやすい?
- 無料の範囲内でもできる?
- 税理士なしでも大丈夫なの?
などなど、疑問は尽きません。
そこで税務署へ聞いてみたところ、会計ソフトを使いながらも完全無料で確定申告する方法がありました!!!
結果的にわたしは有料の会計ソフトfreee(フリー)を利用しましたが、完全無料でする方法もなくはないので情報をシェアしますね。
税務署に無料の記帳指導があるか聞いてみよう
ずばり、完全無料で確定申告を行う方法は「税務署が行なっている記帳指導に参加すること」です。
わたしは開業届を出すときに職員の方からお誘いいただいたのですが、この内容がなかなか豪華でした!
記帳指導の内容
- 記帳指導の講習 2回
- 税理士のマンツーマン指導 2回
- 会計ソフトの無料配布
- 教材テキスト
つまり、この記帳指導に申し込みすれば会計ソフトを無料でもらえるだけでなく、マンツーマンで税理士さんに指導してもらえるということなのです!
各税務署によって記帳指導の有無や内容が異なるかもしれません。
必ずご自身の住む市の管轄税務署に確認してください。
結果的には申し込みをして本当によかったと思っていますが、いくつか感じたことがあるのでシェアしておきます。
税務署の記帳指導を受ける際の注意点
記帳指導講習はめちゃくちゃつまらない
まず記帳指導講習というものが2回集団でおこなわれたのですが、これがめちゃくちゃつまらんです(※個人的な感想です)
税務署の人ではなく、会計ソフト会社の人が専門用語の解説や会計ソフトの使い方を教えてくれるのですが、家に帰って1人でできる自信はまったく付きませんでした。泣
よっぴ
また1回あたり3時間もあるうえに平日限定だったので、働きながらの人は参加がむずかしいかもしれません。
会計ソフトは選ぶことができない
記帳指導で配布される会計ソフトは無料でもらえましたが、メーカーが決まっているため選ぶことができません。
人気どころの会計ソフトfreee(フリー)かマネーフォワードクラウド(旧MFクラウド)だったらいいなと思っていたのですが、実際は聞いたことのないメーカーでした。
税務署の人いわく、不公平のないよう毎年違う会計ソフトを使うと言っていたので、当たり外れはあるかもしれません。
申し込みには期日がある
記帳指導の募集は年に1度しか行われないらしく、わたしの市の管轄では7月締め切りでした。
9・10月に記帳指導があり、11・12月に税理士さんが自宅へ来て、マンツーマンの指導をしてくれたので、確定申告に間に合わせるためにも、夏前の締め切りは妥当なのかもしれません。
それ以降は受付不可になる可能性もあるので、もし今年度開業や確定申告の予定があるのであれば、早めに問い合わせて聞くことをおすすめします。
無料でできるのに有料の会計ソフトを契約した理由
わたしは無事に記帳指導の申し込みもでき、会計ソフトももらえたので、まさに無料で確定申告を済ませられる対象でした。
でも別の会計ソフトfreee(フリー)を契約したのは、このような理由があったからです。
- 無料で使えるのは1年だけ
- 次年度以降は別途購入
- オンラインではなくダウンロード型
- 便利な最新機能なし
- とにかく使いにくかった
最後の「使いにくかった」がすべての理由なのですが。笑
ソフトを使うためにいろんな操作や用語を覚える必要があって、やってられへんわーーー!と投げ出しました。泣
よっぴ
その後、freeeで30日間の無料体験があることを知り、使ってみたら操作はシンプルやわ、用語は補足説明で詳しく書かれてるやらで、あまりの使い心地の差に驚き、即契約!
仮に今年死に物狂いで使い方をマスターしても、次年度以降も使うなら購入しないとダメなんでね。
それなら便利機能が多く、法律の変更があったときも自動で更新してくれるオンライン型の方がいいや!となり、わたしはfreee(フリー)を選びました。
マネーフォワードクラウドと比較してfreeeにした理由
補足ですが、迷っていたマネーフォワードクラウドも無料でお試しができたので、freeeと並行して登録し、実際に使ってみました。
最終的にfreeeを選んだ1番の決め手は、初心者でも感覚で使えちゃうところ。
きっと基本的な機能はマネーフォワードクラウドも、同じくらい充実していると思います。
ただわたしは簿記の知識がまったくないもんで、初歩的な単語や設定段階でつまづくことがありました。
その点、freee(フリー)は勘定科目の詳しい補足説明や管理画面のシンプルさがやっぱり初心者にはわかりやすくて、家計簿感覚で使える手軽さが最大の決め手でした。
どちらも無料体験ができるので、実際に使ってみて決めることをおすすめします。
無料体験してみる
【まとめ】無料でもできるが会計ソフトの合う合わないはある
最後はソフトの悪口みたいになってしまいましたが(わたしが使いこなせなかっただけです。すんません。)
配布された会計ソフトを使えば、完全無料で確定申告ができることは事実です!
よっぴ
仮にそのソフトを使わなかったとしても、無料で帳簿付けの講習&税理士さんのマンツーマン指導・相談が受けられるので、申し込んだ価値はめちゃくちゃありました!
なので、これから開業する方はぜひ管轄の税務署に無料の記帳指導があるかを聞いてみてくださいね。